お酒

アルコールで血糖値が上がる!その危険性とは?

夏になればお酒好きの人はビールが飲みたくなりますし、寒い冬がくれば日本酒の熱燗を飲みたくなるでしょう。

アルコールが好きな人は年中、飲みたくなりますので、ついつい飲み過ぎてしまうこともあるのではないでしょうか。

そのアルコールを飲むことによって体の中では様々なことが起こっています。

まず、アルコールを摂取することによって血糖値が上がるのをご存知でしょうか?

とは言ってもアルコール自体に血糖値を上げる作用はありません。

では、どうしてアルコールを摂取すると血糖値が上がるのでしょうか?

それは、アルコールには肝臓内にあるグリコーゲンをブドウ糖に分解する働きがあるからです。

これによって一時的に血糖値を上昇させてしまいます。

また、アルコール飲料に含まれている糖質が血糖値を上昇させることもあります。

アルコールに含まれている糖質が体内に入るとブドウ糖に分解されます。

それが肝臓に運ばれてから血液内に入って全身に運ばれるのが通常ですが、エネルギーとして使われなかったブドウ糖が再び肝臓に戻ってきてしまうことがあります。

そのグリコーゲンが肝臓に貯蔵されてブドウ糖の分解を促し、そのブドウ糖が血液に入り込んで血糖値を上昇させることもあるのです。

こうして血糖値を上げるアルコールには様々な危険性もあり、肝機能障害や代謝障害、血糖値のコントロールを困難にすることもあります。

血糖値のコントロールが困難になりますと目や末梢神経、腎臓などに障害を引き起こし、脳血管障害や虚血性心疾患、動脈硬化性疾患も引き起こしてしまう可能性もあります。

アルコールにはこのような危険性がありますので気を付けておかなければいけません。

 

血糖値が上がりやすいお酒

お酒を飲むのが好きな人は体のことを考えているでしょうか?

お酒を飲むことによって体へ悪影響を及ぼす可能性がありますし、お酒の種類によっては血糖値を上昇させてしまうこともありますので注意が必要です。

では、血糖値が上がりやすいお酒は何でしょうか?

それは日本酒やワインなどの醸造酒や糖質が多いビールやカクテル、梅酒などです。

醸造酒は発酵液を濾過させただけですので糖質が残っています。

その糖質が体内で血糖値を上げる原因となります。

逆に血糖値が上がりにくいお酒は蒸留酒です。

蒸留酒は穀物や果物の汁などを発酵させて、それを蒸発させたときに出るアルコールになります。

そのアルコールには糖質が含まれていませんので血糖値が上がりにくくなります。

この蒸留酒には焼酎やウィスキー、ジンやウォッカ、ブランデーなどがあります。

このようなことからも分かるように血糖値が上がりやすいお酒は醸造酒や糖質が含まれているお酒になりますので、自分の体のこともしっかり考えながら飲むようにしましょう。

 

注意したいおつまみ

お酒を飲むときに欠かせないものと言えばおつまみではないでしょうか。

空腹でお酒を飲むと体に良くありませんし低血糖になってしまうこともありますので、飲みながらおつまみを食べたほうが良いと言えます。

しかし、おつまみを食べるといっても全てが良いというわけではありません。

中には注意したいおつまみがあります。

それは脂っこいものと糖質や塩分が多過ぎるものです。

例えば唐揚げや醤油と砂糖を大量に使った味付けの濃い煮込み料理、糖質が高いドレッシングを使用したサラダ、ポテトフライなどです。

それに、ヘルシーそうに見えても糖質が高い長いも料理や春雨、野菜がいっぱい入っているチヂミなどにも注意が必要です。

では、逆にお酒のおつまみに良いものは何でしょうか?

それは低脂肪で高たんぱく質な、豆腐、枝豆、イワシ、鶏肉などです。

また、ミネラルやビタミンを含んだ、サラダ、青菜のお浸し、刺身、焼き魚、オムレツ、豆腐、めかぶなども良いですし、油分の少ない炭水化物のおにぎりやお茶漬けなども選ぶと良いでしょう。

お酒を飲んで酔っ払ってしまうと、おつまみは何でも良いと思ってしまう人が多くいますので、酔っ払う前におつまみを注文しておくのも良いでしょう。

くれぐれも体に良くないおつまみを注文しないようにしてください。

 

糖尿病になったらお酒は飲めない?

お酒の飲み過ぎなどで糖尿病になってしまった人もいるでしょう。

大好きなお酒だからブレーキが利かずに飲み過ぎてしまったと考えられます。

また、お酒を飲んでいるけど糖尿病にはなっていないという人もいるでしょうが、そうした人は糖尿病予備軍と言えますので気を付けておかなければいけません。

では、糖尿病になったらお酒は飲めないのでしょうか?

糖尿病は原則禁酒となっており、血糖コントロールが乱れてしまうことや恐ろしい合併症を引き起こすことが大きな理由となります。

しかし、原則禁酒といっても医師の許可がおりることによって適量を飲めることもあります。

その許可を得るには、血糖コントロールが良好で安定していること、体重管理がしっかりできていて肥満でないこと、合併症や他の病気を患っていないこと、飲酒を制限できる自制心があることなどが条件となります。

また、飲酒許可を得るには本人の状態や医師によって条件などが変わってきますので、必ず医師の指示に従うようにしましょう。

許可が得られた時の飲酒量は男性でエタノール換算1日20g以下、女性はその半分以下になります。

ちなみに20gの目安は缶ビール350mL1本、日本酒1合弱、ワイン・グラス2杯となります。

 

血糖値を上げずに上手にお酒を楽しもう!

つまみ

血糖値が気になるけどお酒が大好きという人は血糖値を上げずに上手に飲めば楽しく飲むことができます。

そのためにはまず飲むお酒の種類に気を付けておきましょう。

血糖値を上げないお酒は焼酎やウィスキー、ブランデーやウォッカですので、好き嫌いはあるでしょうが、こうしたお酒を飲むようにしましょう。

量は焼酎の場合ですと半合くらいでウィスキーは45mLを2杯くらいが良いでしょう。

残念ながらお酒を大量に飲んで血糖値を上げないことは困難なことなので、程よい量を守りながらお酒の種類にも気を付けてください。

慣れれば少量でもお酒を楽しめるのではないでしょうか。


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